はじめに
音声ファイルをテキストに変換したり、別の言語に翻訳したりするのは、手作業では大変な作業です。
そこで、writeout.aiというサービスがあります。
writeout.aiは、音声ファイルを文字起こしと翻訳する無料のウェブサービスです。
OpenAIのWhisper APIとChat APIを利用して、高精度かつ高速な文字起こし、翻訳が可能です。
音声ファイルは25MB以下でmp3, mp4, mpeg, mpga, m4a, wav ,webm等のファイル形式がサポートされています。
また、文字起こししたテキストはVTTファイルとしてダウンロードでき、また、別の言語に翻訳することも可能です。
writeout.aiはオープンソースで開発されており、Gitからローカルサーバーにインストールして実行することも可能となっています。
wirteout.aiの使い方
writeout.aiの使い方は以下のステップになります。
- writeout.aiのホームページにアクセスします。
- 音声ファイルを選択します。音声ファイルはmp3やwavなどの一般的な形式であればOKですが、サイズは25MB以下である必要があります。
- 「Transcribe」ボタンをクリックします。
- 数分待つと、音声ファイルがテキストに変換されて表示されます。
- 言語を選択するとその言語に翻訳されたテキストも表示されます。
writeout.aiのメリット・デメリット
writeout.aiのメリットもデメリットもあります。メリットとしては、
- 無料で高精度な文字起こしと翻訳ができる
- 多言語に対応している
- ブラウザから簡単に使える
などが挙げられます。デメリットとしては、
- 音声ファイルのサイズや形式に制限がある
- 文字起こしや翻訳の結果が完全ではない可能性がある
- 無料変換に回数制限がある
などが挙げられます。
利用する際にはメリット・デメリットを考え、また他のサービスとも比較することも重要です。
ビジネスのユースケース
writeout.aiはビジネスでも活用することができます。例えば、
- 会議やインタビューなどの音声録音をテキスト化して議事録やレポートを作成する
- ムービーやポッドキャストなどのコンテンツを字幕付きや多言語版にする
- 海外市場へ進出する際にローカライズやマーケティング資料作成を効率化する
などの方法や事例があります。
おわりに
writeout.aiは、音声ファイルを文字起こしと翻訳するサービスです。
無料で高速かつ正確に多言語に対応できるのが特徴です。しかし、音声ファイルのサイズや形式に制限があったり、文字起こしや翻訳の結果が完全ではなかったり、セキュリティや保守性に問題がある可能性があることも注意が必要です。
writeout.aiはビジネスでも活用できる方法や事例が多くあります。writeout.aiを使って、音声ファイルをテキストに変換したり、別の言語に翻訳したりすることで、コミュニケーションやコンテンツ制作を効率化しましょう。
こちらのサービスにはChatGPTやWhisperなどが利用されています。
これらのAPIを利用してサービスを実装してみたい方は以下の記事もご参照ください。
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